黄昏色の呟き

俺メモ 虚空に向かって呟かれる独り言

昨日と今日に読んだ本

昨日今日に購入読了した漫画

ミステリー作家原作の鉄道ミステリー漫画。
上巻は面白かった。主人公と同じ列車に同乗したテツ*1たちのキャラ立ち具合に笑えた。
だが下巻はどうもイマイチ。
※以下、ネタバレになりそうな部分は脚注で最下段に記す。
読むつもりがあるなら見ないことをオススメする。


列車のあれ*2はミステリのガジェットとして列車を使った意味をなくした上、旅をしているダイナミックさを打ち消してしまったように感じたし、犯人があれ*3だったことはクライマックスでの肩透かし感を感じた。
そもそも犯人の動機やあれ*4も現実感を感じなかったし、トリック*5も手を打つほど上手いわけではなく、むしろ無理があるように感じてしまった。
ん〜総じて微妙。上巻でそこそこ期待してただけに惜しかったなぁ。
でも、テツたちが自分をテツだと認めないくだりなんかは、同じオタとしては笑えたな。

毎月買ってるわけではないがそれなりに購読しているオタ漫画雑誌。
クラウンの巻中カラー目当て。
クラウン、イノブレ共にバトルに突入。面白くなってきた。
たなかのかの新連載、掴みはおk。夏の匂いとか坂の町とか旅とか・・・結構俺好みのガジェット満載で好印象。続きが楽しみ。
Ares、期待してるだけに白いページが多いのはどうかと。つぶれる前にアシ雇ってください。
読切、主人公たちはともかく、町の人たち等NPCの反応がステロタイプな迫害シーンなのは微妙。

大石まさるのSF風味な統一感のある短編集。
彼の書く、少し未来なノスタルジックSF短編が好き。
気に入ったのは、文明猫と彼らに育てられる赤ん坊のごく短い短編「缶詰めのアリス」
もちろん他の短編も当然面白い。
大石まさるの以前の短編集「空からこぼれた物語 (ヤングキングコミックス)」もオススメ。

半分程度まで読んだところ。
とりあえずうじうじした主人公ユキテルが俺の好みでない。共感できない。
設定とかヒロイン造形とかはよいかんじ。
あと、デウスのデザインかっこええ。


追記
とりあえず読了
SONE氏も言ってたが、ユキテルの級友たちが一旦はユキテルを裏切るのに、一転彼を助けようとする動機が不明確で不自然。違和感を感じた。
多分売り払う。

*1:鉄道オタクのこと

*2:走行していなかった列車

*3:既に死んでいた

*4:犯人が死んでしまった理由

*5:偶発的にできてしまったトリックだったが