黄昏色の呟き

俺メモ 虚空に向かって呟かれる独り言

10/1コンベ「無限のファンタジア」セッションレポ

コンベにてPL参加で「無限のファンタジア」を遊ぶ。
シナリオは、冒険者養成学校の生徒たちが卒業をかけて少女の依頼に挑むというもの。
集まったPCはこんな感じ。
PC①:依頼者の少女の幼馴染、かなりの妄言吐き生物1号、ヒロインの前では正体を隠すため頭から紙袋をかぶり変装するという奇天烈野郎w、意外にシャイなのか?w
PC②:気が付くと血まみれで路上に立っている夢遊病患者?妄言吐き生物2号。おにゃのこ。でもクラスは狂戦士。
PC③:委員長、ハンドアウトが。清く正しいツンデレ委員長*1ハンドアウトからリーダーに指名され、暴走する奇天烈PCたちにまとめるため頑張った功労者。もち今回のMVP。彼には割りを食わせてしまった面はあるかもしれん。スマン。
PC④:魔王を封じた勇者一族の末裔。PLは私。むやみ冒険にあこがれるちょい不良気味の英雄候補を目指していたようないなかったような?結局、キャラコンセプトが固まらず、いつもの自分のキャラになってしまった。どうにも曖昧でパッとしない奴になってしまった。見切り発車でPC作るとこうなるんだよなぁ。



シナリオは2本。前半は卒業試験を兼ねてヒロインの依頼を解決するというもの。委員長にからんでくるライバルのドリルっ娘をからかいつつ少女の姉を殺した犯人探し。リサーチを進めていくと事件が段々壮大なことに。魔王復活ってナンデスカー!!その上、ヒロインの姉を殺した犯人はヒロイン自身である可能性が・・・ヘビーだぜ。でも、PCのしょうもない妄言によりパーティーの雰囲気は軽い軽いw
リサーチをこなしたPCは、核心に迫るため、問うた質問の真実を告げるという「真実のグリモア」を求めてダンジョンへ。軽い戦闘をこなしつつダンジョン最奥に到着。ここで真実のグリモアに何を聞くかで意見対立。結局PC③の委員長に決めてもらうことに。委員長のPLさん、丸投げしてスンマセンでした。
結局、姉を殺した犯人の真実を包み隠さず見せてもらうことに。その後なんやかやありヒロインの中に眠る魔王の欠片と戦闘。たこ殴った後魔王をヒロインとともに封印。やりきれない思いを抱えつつPCたちは無事、養成学校を卒業し晴れて一人前の冒険者となった。ここまで前半。


後半は、前半から三年後が舞台。成長したPCたち*2は魔王復活の情報を聞き再びあのダンジョンへ。途中、魔王に洗脳されたドリルっ娘をぼてくりつつ、ダンジョンの深奥、「真実のグリモア」の前に帰ってくる。
今回の黒幕は、魔王の欠片であったPCたちの先生。封じられたヒロインの魔王の欠片と、なにやらPC③に封印されていた欠片と合体し完全体になりたいそうな。とりあえず、恩師でも容赦せずぼてくる。
黒幕を倒すと封印されていたヒロインも復活し大団円に。でもPC①、1本目ではヒロインの前でずっと紙袋かぶってたんだよな・・・なんてエキセントリック!!


セッションは終始グダグダ風味。そのグダグダで時間が押し、2本目は駆け足ペースではあったが、PLがそのグダグダっぷりを楽しんでいたようなのでまぁいいんじゃないかな。
なんだかんだで、このグダグダPLを御しつつ、プレイ終了10分前にセッションを終了させたGMの手腕は見事だった。
その上、1本目を1レベルで半人前冒険者、2本目を24レベルで高レベル冒険者と、一粒で二度おいしいシナリオ構造はなかなかナイスアイデア。時間管理に自信があれば使ってみたいが、自分だと、まず確実にタイムオーバーするだろうからなぁ。
ただ、多少PLに甘すぎたんじゃないかなぁと思う。ぶっちゃけを使ったヒントは、乱用を控えたほうが自分は好み。
それと、自分も反省せねばならぬところなのだが、PC③のリソースと思しきドリルっ娘にみんな絡みすぎたかも。そこら辺PC③のPLさんはどう思ってただろうか。ドリルっ娘にあんまり絡めてなかったようだったしなぁ。


無限のファンタジアのシステムについても一言二言。このゲーム、戦略ポイントというような面白いアイデアを詰め込んでるんだが、その戦略ポイントの使い道がどうも・・・特にコンビネーション*3を使い続けると、ポイントが切れるまで延々PCたちが攻撃できるので、一旦コンビネーションが発動すると、ボスはカウンターを狙うしかできなくなる。自分がアーマーナイトなんていう受けクラスをやってたからかもしれんが、正直危機感がなくてつまらん。ラスボスにも全く負ける気がしないんだもの*4。コンビネーションについては使用の一部制限も含めて考えて欲しいところ。
もう一つ、戦略ポイントは戦闘に入った時点での状況*5で得られるものなのだが、それを戦闘中にも達成することでポイントが得られれば戦闘がもっと面白くなるのではないかと感じた*6。へクスではない戦闘システムなので難しい部分もあるだろうが。
最後にもう一つ、このシステム、パーティーで選んだ旅団*7により、経験点のボーナス取得方法が変わるのだが。その取得方法が微妙。「シナリオ終了まで誰も単独行動しない」などはまだいいかもしれんが*8、協調行動*9などは、実質、戦闘におけるPCのアクションを制限しているように感じてあまり気分のいいものではなかった。できれば、自由にのびのびと遊びたいと思う。


セッションに関しては以上。
PLとしての自己評価は30点くらいか。どうにも中途半端だったなぁ。
今思いついたが、PC③枠で腹黒いメガネ委員長(男)なんてやると面白かったかもしれんな。ドリルっ娘を思う存分いじめるの←サイテー
最近はこんなことばかりだが、どうにも悔いが残った。

*1:もちろんおんにゃのこ

*2:なんと24レベルだ!!

*3:ポイントを消費すれば、PCたちが右隣の人に続いて攻撃できるという戦闘オプション。ポイントを消費し続ければ、ぐるぐると延々攻撃できる

*4:実際には結構やばいところまで追い詰められたんだが

*5:PCたちが包囲している、罠を仕掛けたなど

*6:戦闘中に高台に移動して有利な位置を確保する、回り込んで挟み撃ちにするとポイントが得られるようにするなど

*7:むげファンにおけるパーティーの意。複数種の旅団のテンプレートから選び、その方針に従うと経験点がゲットできる

*8:いやそれでも、単独行動スキーの自分にはつらいが

*9:コンビネーションで一周り敵を叩く